この記事では、大阪の進学校である、清風南海中に強い塾を見ていきたいと思います。男女共学の私立中で大学進学に力を入れています。清風学園とは姉妹校となっています。
この記事では清風南海中への塾別2019年度合格実績を比較し、オススメの塾を分析したいと思います。
(浜学園/日能研/馬淵教室/希学園/能開センター/成基学園/SAPIX/開成教育)
偏差値・教育など
清風南海中に関する情報をまとめます。
中高一貫であり、大学進学に力を入れた教育が行われています。
中・高の6年間を一つの流れとしてとらえた一貫した独自のカリキュラムを実践します。教育内容の密度の高さや効率のよさが、難関国立大学現役合格に向け、じっくりと取り組むことのできる環境を作り出しています。(清風南海HPより 2020/4/20)
清風中との違いは、清風南海が”共学“というところでしょうか。
項目 | 内容 |
男女 |
共学 |
定員 |
270人 |
偏差値 (日能研 合格可能性80%) | 男62, 女61 |
教育方針 | ・授業第一主義 ・一人一人の生徒の潜在能力とその豊かな思考力を生かすカリキュラム ・放課後のマンツーマン指導 など |
大学受験実績(高等部) | 東大:2人 京大:20人 阪大:25人 神戸大:27人 その他旧帝大:14人 国立医学部医学科:多数 など |
合格実績数の比較
2019年度の、清風南海中への塾別合格実績を並べてみます。
浜学園 | 日能研 | 馬淵教室 | 希学園 | 能開センター | 成基学園 | SAPIX | 開成教育 | |
合格実績(人) | 144 | 52 | 141 | 27 | 191 | 0 | 0 | 3 |
希学園は『講習・テストのみの参加生などは塾生数には含めない』としています。
前年との比較
前年(2018年度)と比較して、清風南海中への合格実績の変化を見ていきます。
能開センター(-19人)
結論:おススメの塾は?
塾別合格実勢をみた結果、清風南海中に合格するためにおススメの塾は、191人の合格実績を出した能開センターです。
清風南海中の定員が270名なので、じつに70.7%(※1)が能開センター在籍者であったことになります。
(※1 入学定員に対する単純計算。通常、定員より多くの合格者を出すので占有率は下がる。)
浜学園ほか、日能研、馬淵教室、希学園も実績を残しており、清風南海中に対して”強い”と言えますが、それでも能開センターの強さにはおよびません。
異なる塾への二重在籍の関係から、合格実績を足した値は定員を超えます。
まとめ
塾別合格実績を用いて清風南海中に合格するための、オススメの塾を分析しました。
その結果、浜学園を超えて191人の合格実績を出した能開センターが強いことがわかりました。
また、浜学園や馬淵教室、日能研、希学園なども進学実績を出していますが、今回は能開センターの強さが際立ちました。