今回は、大阪の私立共学校である、関西大学第一中学校に強い塾を見ていきたいと思います。関西大学第一中はその名に”関西大学”とつく通り、関西大学の付属校です。
関西大学千里山キャンパスのすぐ隣に併設されています。
この記事では関西大学第一中への塾別2019年度合格実績を比較し、オススメの塾を分析したいと思います。
(浜学園/日能研/馬淵教室/希学園/能開センター/成基学園/SAPIX/開成教育)
偏差値・教育など
関西大学第一中に関する情報をまとめます。
その名の通り、関西大学の付属校です。
『中高大一貫教育』の名のもと、エスカレータ式に高等部に進学した後、最終的には関西大学へと進学する場合が殆どです。
項目 | 内容 |
男女 |
共学 |
定員 |
240人 |
偏差値 (日能研 合格可能性80%) | 男45, 女45 |
教育方針 | ・中高大一貫教育 ・正義を重んじ誠実を貫く教育 ・知育・徳育・体育 |
大学受験実績(高等部) | 東大京大:0人 大阪大:2人 神戸大:3人 関西大:354人 早慶:2人 など |
合格実績数の比較
2019年度の、関西大学第一中への塾別合格実績を並べてみます。
浜学園 | 日能研 | 馬淵教室 | 希学園 | 能開センター | 成基学園 | SAPIX | 開成教育 | |
合格実績(人) | 27 | 56 | 36 | 6 | 16 | 4 | 0 | 21 |
希学園は『講習・テストのみの参加生などは塾生数には含めない』としています。
前年との比較
前年(2018年度)と比較して、関西大学第一中への合格実績の変化を見ていきます。
浜学園(-5人)
結論:おススメの塾は?
さて、各塾の進学実績を比較して得られた結論ですが、関西大学第一中学校に合格するためにおススメの塾は、56人の合格実績を出した日能研ということになりました。
時点で馬淵教室(36人)となっています。
ただし、データから分かることですが、関大第一中に関しては、大手進学塾からの流入が少ないようです。
例えば、1位の日能研の56人合格と言うのは、全定員(240名)のうちたった23.3%しかありません。これは他の難関私立中と比べると、非常に低い数値です。
異なる塾への二重在籍の関係から、合格実績を足した値は定員を超えます。
まとめ
ここまで、各塾の合格実績を用いて、関西大学第一中に合格するためのオススメの塾を分析しました。
その結果、56人の合格実績を出した日能研が強いことがわかりました。次点で、馬淵教室となっています。
ただし、1位の日能研でも全定員のうち23%程度を占める(実際は定員より多くの合格者を出すため、これより割合はさらに下がる。)のみにとどまり、他の難関私立中と比較すると、小さくなっています。
このことから、大手進学塾から関西大学第一中に進学する生徒は少ないということが読み取れます。(なので、大手じゃなくても良いかも!?)