兵庫県高砂市にあり、高等部は東大/京大/医学部に多数合格者を出す進学校である白陵。校風はやや厳し目であることが知られています。またこのレベルの進学校では珍しい、共学校になります。
この記事では、そんな兵庫の進学校である白陵中学に強い塾はどこなのか?2019年度合格実績の比較から、オススメの塾を分析しました。
(浜学園/日能研/馬淵教室/希学園/能開センター/成基学園/SAPIX/開成教育)
合格実績数の比較
2019年度の、白陵中への塾別合格実績を並べてみます。
浜学園 | 日能研 | 馬淵教室 | 希学園 | 能開センター | 成基学園 | SAPIX | 開成教育 | |
合格実績(人) | 78 | 86 | 8 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
希学園は『講習・テストのみの参加生などは塾生数には含めない』としています。
前年との比較
白陵中に関して、前年の2018年と比べて、実績が最も増えた塾は?また最も減った塾はどこでしょうか?
日能研(-7人)
浜学園が昨年比で+18名と大きく伸ばしました。
白陵の実績で日能研に追いつこうとしている状況と言えます。
白陵対策にシフトしてきているのでしょうか?
結論:おススメの塾は?
上記の通り、白陵中への合格実績を調べた結果、86人の合格実績を出した日能研が最もおススメの塾であることが分かりました。白陵中の定員が175名ですので、じつに49.1%(※1)が日能研在籍者であったことがわかります。
(※1 入学定員に対する単純計算。通常、定員より多くの合格者を出すので占有率は下がる。)
日能研の他には、浜学園(78人)も良い実績を残しています。
しかし、それ以外は馬淵教室が8人と希学園が1人結果を残している程度で、大手進学塾の合格実績があまり奮いません。
異なる塾への二重在籍の関係から、合格実績を足した値は定員を超えます。
まとめ
灘や甲陽の陰に隠れていますが、実は非常に優秀な進学校である白陵中に強いオススメ学習塾を分析しました。
その結果、86人の合格実績を出した日能研が白陵中には強いという結果が得られました。(この数字は、全定員のうち49.1%に相当します。)
次いで浜学園が78人の2位となっており、逆にそれ以外の塾からの進学実績はパッとせず、白陵中へは日能研と浜学園の2校が圧倒的な存在となっています。