兵庫県神戸市にあり、神戸大学付属の国立中等教育学校である神戸大付属中等教育学校。
神戸大学との連携、6年間の中高一貫教育を前提とした質の高い教育の他、高等部は東大、京大、阪大、神大に毎年数名程度合格者を出す準進学校であるなどの魅力のある神戸大付属中。
この神戸大付属中に強い塾はどこなのか?2019年度合格実績の比較から、オススメの塾を分析します。
(浜学園/日能研/馬淵教室/希学園/能開センター/成基学園/SAPIX/開成教育)
合格実績数の比較
2019年度の、神戸大付属中への塾別合格実績を並べてみます。
浜学園 | 日能研 | 馬淵教室 | 希学園 | 能開センター | 成基学園 | SAPIX | 開成教育 | |
合格実績(人) | 56 | 58 | 15 | 13 | 5 | 0 | 0 | 0 |
希学園は『講習・テストのみの参加生などは塾生数には含めない』としています。
最近の動向
神戸大付属中に関して、前年の2018年と比べて、実績が最も増えた塾は?また最も減った塾はどこでしょうか?
馬淵教室(-3人)
日能研と浜学園の伸び率が大きくなっています。
結論:おススメの塾は?
上記より、神戸大付属中への合格実績を調べた結果、58人の合格実績を出した日能研が最もおススメの塾であることが分かりました。神戸大付属中の定員が80名ですので、じつに70.0%(※1)が日能研在籍者であったことがわかります。
(※1 入学定員に対する単純計算。通常、定員より多くの合格者を出すので占有率は下がる。)
日能研の他には、浜学園(56人)が僅差で迫っており、そのほかは馬淵教室(15人)と希学園(13人)が少し実績を出しており、能開センター(5人)もわずかに合格者を出す程度となっています。
異なる塾への二重在籍の関係から、合格実績を足した値は定員を超えます。
まとめ
準進学校である神戸大付属中に強いオススメ学習塾を分析しました。
その結果、58人の合格実績を出した日能研が神戸大付属には強いという結果が得られました。この数字は、全定員のうち70.0%に相当します。
その他、浜学園も56人と追随しており、この2校はオススメと言えます。
ただし、優秀な生徒の滑り止め的な位置づけの可能性もあるので、この数字には注意が必要かもしれません。