今回は、奈良県にある県内屈指の進学校である、東大寺学園中に強い塾を見ていきたいと思います。
東大寺学園は言わずと知れた進学校で、関西では灘、甲陽、西大和学園などと肩を並べます。
この記事では東大寺学園中への塾別2019年度合格実績を比較し、オススメの塾を分析したいと思います。
(浜学園/日能研/馬淵教室/希学園/能開センター/成基学園/SAPIX/開成教育)
偏差値・教育など
東大寺学園中に関する情報をまとめます。
基本的には受験勉強に特化した学校です。
2019年度情報
項目 | 内容 |
男女 |
男子校 |
定員 |
176人 |
偏差値 (日能研 合格可能性80%) | 67 |
教育方針 | ・中高一貫教育 ①基礎学力の重視 ②進取的気力の育成 ③豊かな人間性の形成 |
大学受験実績(高等部) | 東大:27人 京大:68人 (医医8人) 大阪大:15人 (医医5人) 神戸大:14人 国公立医学部医学科:54人 など |
毎年、東大理三や京大医学部医学科を始め、最難関へ多くの合格者を輩出している、まぎれもないトップクラスの進学校です。
合格実績数の比較
2019年度の、東大寺学園中への塾別合格実績を並べてみます。
(2019年度)東大寺学園への塾別合格実績(グラフ)
(2019年度)東大寺学園への塾別合格実績(表)
浜学園 | 日能研 | 馬淵教室 | 希学園 | 能開センター | 成基学園 | SAPIX | 開成教育 | |
合格実績(人) | 131 |
39 | 94 | 46 | 45 | 8 | 8 | 0 |
希学園は『講習・テストのみの参加生などは塾生数には含めない』としています。
このクラスの中学校になると、やはり浜学園がトップ。馬淵教室も浜学園に迫る勢いで、やはり伝統のある希学園も強い。
前年との比較
前年(2018年度)と比較して、東大寺学園中への合格実績の変化を見ていきます。
能開センター(-17人)
能開センターが大きく落としています。
結論:おススメの塾は?
さて、各塾の進学実績を比較した結果をまとめます。
東大寺学園中に合格するためにおススメの塾は、131人の合格実績を出した浜学園ということになりました。
東大寺学園の定員190名に対して、割合としては74.4%(※1)が浜学園在籍者であったことになります。
(※1 入学定員に対する単純計算。通常、定員より多くの合格者を出すので占有率は下がる。)
やはり受験強豪校には浜学園が強い。
異なる塾への二重在籍の関係から、合格実績を足した値は定員を超えます。
まとめ
ここまで、各塾の合格実績を用いて、東大寺学園中に合格するためのオススメの塾を分析しました。
その結果、131人の合格実績を出した浜学園が強いことがわかりました。
東大寺のような難関校の対策に関しては、やはり浜学園が信頼を置けると思います。
塾選びの参考にしてください。